ベトナム・バングラデシュ 貿易額を20億ドルに引き上げる
(VOVWORLD) - 22日午後、首都ダッカで、バングラデシュを訪問中のブオン・ディン・フエ国会議長はベトナム・バングラデシュの貿易投資協力政策・法律に関するフォーラムに出席し、演説を行いました。
席上、フエ議長は両国が協力や貿易円滑化を促進し、サプライチェーンを維持するとともに、建設資材、インフラ整備、電子商取引、デジタル経済、ハラール産業、観光開発への資金調達に取り組む必要があるとの見解を述べました。また、両国は貿易額を早期に20億ドルに引き上げるため、尽力していると明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム国会、政府は常に経済メカニズム、法律システムの整備に尽力し、企業とともに歩み、産業界の成功を自分の成功そのものと見なしています。これはバングラデシュをはじめ、国内外の産業界に送る一貫したメッセージです。経済貿易分野でバングラデシュはベトナムにとって南アジアにおける2番目の相手国であり、将来、ベトナムの大手企業の有望な投資先となるでしょう。地理的条件が恵まれるバングラデシュはベトナムにとって南アジアや中東アジア市場に進出するための玄関口となっています。一方、ベトナムはバングラデシュにとって東南アジアに進出するための懸け橋となっています」
フエ議長はこのように語り、両国に対し、紡績縫製産業のバリューチェーンや、気候変動に対応するためのクリーン・グリーン農業の開発、農産物養殖で協力を強化するよう要請しました。