ベトナム人民軍創設81周年 トー・ラム書記長が記念論文を発表

(VOVWORLD) - ベトナム共産党のトー・ラム書記長は21日、人民軍創設81周年を記念する論文を発表しました。人民軍は1944年12月22日に創設され、明日で81年を迎えます。
ベトナム人民軍創設81周年 トー・ラム書記長が記念論文を発表 - ảnh 1チュオンサ諸島で、兵士たちが領海・領土の主権を守るため警備に当たっている。

論文の中でトー・ラム書記長は、ベトナム軍が党と人民とともに、民族解放闘争や祖国防衛において数々の戦功を挙げてきたと強調。その成功の鍵は、軍に対する党の絶対的な指導にあると位置づけました。

新時代において軍の役割をさらに発揮させるため、書記長は4つの重要課題を示しています。

第一に、いかなる状況下でも党による軍の指導を堅持すること。

第二に、軍党組織を清廉で強固なものに建設すること。

第三に、党組織の指導能力と戦闘力を高めること。

ベトナム人民軍創設81周年 トー・ラム書記長が記念論文を発表 - ảnh 2第5軍管区第315師団の兵士たちが、
ダクラク省の洪水被災者のために家を建設している。

第四に、敵対勢力の破壊活動と断固闘うこと。特にサイバー空間での思想戦に対処する専門部隊の構築を進めるとしています。

論文は、軍が独立自主経済の枠組みの中で国防産業の近代化を実現し、地域と世界の平和維持に貢献することへの期待を示して結ばれています。

トー・ラム書記長は「党、国家、人民は、人民軍が革命的で精鋭かつ近代的な軍隊として祖国を守り、民族の新時代における国づくりに貢献することを信頼している」と締めくくりました。

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