(VOVWORLD) - 7月30日の「人身取引反対世界デー」にあたり、IOM=国際移住機関ベトナム事務所のケンドラ・リナス所長は、ベトナム通信社の取材に対し、「ベトナムは人身売買防止において目覚ましい成果を収めている」と強調しました。
写真:Viet Duc/TTXVN |
リナス氏によりますと、2025年のテーマは「人身売買は組織的な犯罪・あらゆる搾取を終わらせるために行動しよう」であり、犯罪組織の取り締まりにおける法執行機関の重要な役割を強調するとともに、被害者を中心とした法律制度の構築、保護、支援、司法へのアクセスの確保を訴える内容となっています。
また、リナス氏は、ベトナム政府と公安省の指導、および関係機関の連携により、今月から「人身売買防止法改正案」が施行されたことは、2030年を見据えた2021~2025年間の人身売買防止プログラムを強化する上での重要な前進であるとの見解を述べました。