(VOVWORLD) -ベトナム共産党のトー・ラム書記長が掲げる「躍進の時代」の実現に向け、ベトナムの国際協力のあり方について、外交専門家らがスイスで意見を交わしました。
元ドイツ副首相で現在ベトナムの在スイス名誉領事を務めるフィリップ・レスラー氏は、「GDP成長目標の達成には、経済発展を最優先課題とすべきだ」と指摘しました。さらに「多国間協力の枠組みを通じて国際社会の関心を集め、外国投資を呼び込むことが、ベトナムの国際的地位を高める近道となる」と強調しました。
また、元在ベトナムスイス大使のイボ・シーバー氏も「新時代に向けて、国際協力と多国間主義の推進が不可欠」との見方を示し、特に経済・貿易分野での国際協定の締結を進めるべきだと提言しました。
専門家らは、ベトナム通信社の取材に対し、国際社会との連携強化を通じた着実な発展の重要性を訴えました。