ベトナム、断固たる措置で新型コロナ感染拡大を抑制

(VOVWORLD) - 8日、ドイツのKAS研究院は分析記事を発表し、ベトナムの新型コロナウイルスの感染拡大への対応を評価しました。

この記事を執筆したKAS研究院のベトナム事務所のピーター・ギルク所長はベトナムでの感染率が低いレベルで維持されている理由がいくつかあると明らかにしました。その中で、ベトナム政府が早期に断固たる措置を講じたこと、新型コロナウイルス感染症予防対策国家指導委員会は各レベルの地方行政府と連携し、感染症発生直後、適切な対応をとってきたこと。ベトナムは休校を早期に決めたこと。検問所での往来を厳格に監視していること。また、軍隊は新型コロナへの対応で医療部門を支援していることなどが挙げられました。

さらに、3月初めから、ベトナムは欧州諸国の観光客に対するビザ発給を一時的に停止したほか、3月21日より海外からのベトナムへの渡航者に14日間の集団隔離措置を適用し、公共の場ではマスク着用を義務付け、不要不急の外出を控えることを求め、レストラン、娯楽施設、競技場などを閉鎖するなどの措置をとっています。

 

 

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