ベトナム、越境水資源の保護と持続可能な利用 呼びかける

(VOVWORLD) -23日、ニューヨークの国連本部で、ベトナムとスロベニア、スイス、いくつかの国連加盟国、および国際組織の代表は、共同で「武力紛争下の水資源への攻撃対策と文民保護」に関する討論会を主催しました。
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席上、参加者らは、ベトナムが2020年~2021年期の国連安全保障理事会の非常任理事国として提出した「民間人生活に対する重要なインフラの保護」に関する決議2573号の重要性を高く評価しました。

国連ベトナム政府代表部のダン・ホアン・ザン大使は、「水源は生命にとって最も必要な要素であり、民間人の生計と開発において重要な役割を果たしている。紛争による水インフラの破壊や、浄水へのアクセスの制限などは、罪なき人々の生活に悪影響を及ぼした。同時に、水質汚染と水不足などは、食料不安や医療状態の悪化につながり、人々が居住地を離れざるを得なかった」と確認しました。

また、ベトナムの代表は、武力紛争下の水保護の強化措置を提出し、その中で最も有効な措置として、武力紛争を根本的に解決することを上げました。ベトナムが提出した決議2573号は、この課題解決に向けた重要な構想の一つであり、断固として実施されるべきだとしています。次は、武力紛争下の全ての当事者は、国際法と国際人道法を遵守し、水資源と水インフラへの攻撃に対する責任を負うべきだということです。そして、越境水資源の保護と持続可能な利用に関する協力強化は優先されるべきです。これは、持続可能な開発、紛争対策に向けた共通の水資源の効果的かつ公平な管理、平和と安定した環境の維持を目指すとしています。

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