チャン・タイン・マン国会議長は19日午後、ハノイで開催された「デジタル国会とAI人工知能技術の応用による国会のデジタル変革」をテーマとした会議で、国会がデジタルインフラへの投資と科学技術の活用において先駆的な役割を果たすべきだと強調しました。

チャン・タイン・マン国会議長（写真：VOV）

マン議長は次のように述べています。

（テープ） 

「科学技術の発展、イノベーション、デジタルトランスフォーメーションは、現代的で民主的かつ透明性の高い、専門性のある効率的な国会を構築するための重要かつ不可欠な要素です。AIは、国会の意思決定を支援し、政策決定の精度を高め、社会の要請に迅速に対応できる強力なツールとなります。また、監視機能を強化し、有権者や国民とのつながりをより緊密なものにする役割も果たします」

さらに、マン議長は国会民族評議会、国会各委員会、および国会事務局に対し、国会がすでに採択した決議や政策を迅速かつ効果的に実施するとともに、デジタルスキルの研修を強化し、国会議員や国会職員が最新技術を活用して職務を遂行できる環境を整えるよう要請しました。

また、国会活動におけるAIやデジタル技術の導入を加速させるため、先進国との技術協力や研究開発の促進、技術移転の推進が必要であると強調しました。

会議には、ベトナム軍隊工業通信グループ「ベトテル」のタオ・ドゥック・タン会長兼CEOとGenAI FundのCEOであるローラ・グエン氏が出席し、ベトナムにおけるデジタル国会の実現に向けた取り組みについて意見交換が行われました。