魏課長によりますと、ベトナムのGDP国内総生産伸び率は今年には6.8％を超え、来年には7％に達すると予測しています。また、ベトナムの貿易、観光、外国投資誘致などの分野も著しい伸びを見せています。内訳では、今年始めからの9ヶ月間、ベトナムの輸出入額は、昨年同期と比べ16.3％に達しました。その内の輸出超過額は約208億米ドルに上っています。今年前半、ベトナムを訪れる外国人観光客の数は、昨年同期比の58.4％増となっています。そして、年初9ヶ月間のベトナムへの外国直接投資額は昨年同期比の8.9％増に当たる172億米ドルに達し、複数年で最高となっています。
さらに、ベトナムの外交活動の成果について、ベトナム研究者である魏氏は、今年、ベトナムの外交活動は多大な成果を上げ、これにより国際的な場におけるベトナムの影響力が絶え間なく高まっています。

中国との関係について、両国の高級指導者が戦略的意義のあるベトナム・中国未来共有コミュニテイの構築に関する新たな歴史的位置づけを確立したことは、新たな時代における両国の党と国家の関係発展に新たな節目を刻み、多くの分野における適切な協力の推進につながっているとのことです。