(VOVWORLD) -24日午後、外務省の定例記者会見で、レ・ティ・トウ・ハン報道官は、欧州対外行動庁の世界各国の人権状況に関する2020年版の報告書に対するベトナムの反応について、という記者団のインタビューに答えました。
その中で、「ベトナムは、この報告書の中に盛り込まれた労働基本権、児童労働の禁止、及び、ジェンダー平等の推進に関するベトナムの成果への評価を認める。しかし、残念なことは、報告書の中には、ベトナムの実情を正しく反映していない情報に沿った客観的ではない幾つかの内容があるということである。ベトナム国家は、人間の基本的権利の擁護と推進に配慮している。このことは、2013年憲法や関連法的文書で規定され、実際に尊重、実施されており、経済、社会、医療、特に現在の新型コロナ対策などにおいて強調されている。」と述べました。
ハン女史はさらに、「ベトナムは、EU欧州連合との全面的な協力パートナーシップを重視しており、人権問題を巡り、率直でかつオープンで尊重の精神でEUと意見交換し、協力する用意がある」と強調しました。