国連安保理でイラン核開発について協議

(VOVWORLD) - イランの核開発について協議する国連の安全保障理事会の会合が開かれ、イランは核開発は平和的なものであると主張する一方、アメリカやイスラエルは、核開発が急速に進められており脅威が高まっていると非難しました。
国連安保理でイラン核開発について協議 - ảnh 12025年6月19日にMaxar社が提供した衛星画像には、イラン・コム州のフォルドゥ核施設の入り口付近を移動する貨物トラックの様子が映し出されている(写真:Anadolu Agency/TTXVN)

アメリカのシェイ国連臨時代理大使は「アメリカの攻撃は『イランの核兵器製造能力を低下させる』という限定的な目標を効果的に達成しました」と述べました。

24日に開かれた国連安保理の会合で、アメリカは「信頼できる根拠を示さないまま核開発を加速させている」として、イランへの攻撃を正当化しました。

イスラエルも「イランの核開発は危険な領域に踏み込んでいる」として、イランに対し新たな措置を講じる必要があると訴えました。

これに対し、イランのイラバニ国連大使は「イスラエルは、イランの平和的な核開発を差し迫った脅威だと偽り、攻撃を正当化した」と反論しました。

またイランは、核開発については透明性をもって進めており、イスラエルの主張は根拠がないと批判しました。そして「核開発をめぐる議論は外交と対話によってのみ解決できる」と述べました。(TBSテレビ)

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