広島原爆投下から79年 日本の平和のメッセージ

(VOVWORLD) -1945年8月6日午前8時15分、広島に人類史上初めての原子爆弾が投下されました。
広島原爆投下から79年 日本の平和のメッセージ - ảnh 1(写真:History)

その3日後の8月9日午前11時2分、長崎の上空で2発目の原子爆弾がさく裂しました。この爆弾は、広島に投下されたウラン235を原料としたものと異なり、プルトニウム239を原料にした、より強力な原子爆弾でした。広島に原爆が投下されて8月6日で79年となります。

原爆で被爆者の1人は、次のように語りました。

 (テープ)

今年、6日、広島市の平和公園で平和記念式典が行われました。被爆者や遺族の代表をはじめ、岸田総理大臣のほか、109か国の大使などを含むおよそ5万人が参列しました。平和記念式典の平和宣言で、広島市の市長は「国際問題を解決するためには武力に頼らざるを得ないという考え方が強まっている」と懸念を示したうえで、核抑止力に依存する為政者に政策転換を促そうと市民社会に呼びかけました。東京の都心に住んでる小学2年生女子は、次のように語りました。

(テープ)

広島と長崎の原爆犠牲者の名簿は年々長くなっています。原子爆弾は、多くの人たちの生命を奪い、家族を失わせ、まちを破壊し尽くしただけでなく、生きのびた人の心と体に、深い傷を刻み込みました。国際情勢が緊迫化し、核兵器廃絶に向けた道のりが厳しさを増す中、被爆地・広島では、核兵器が二度と使われてはならないという思いを強い危機感を持って国内外に訴えています。

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