25日、タイのバンコクで開催されたESCAP=国連アジア太平洋経済社会委員会第80回総会で発言に立ったタイ駐在ベトナム大使館のファム・ビエット・フン大使は「持続可能な開発のための2030アジェンダは、経済回復、持続可能なグリーン開発に繋がる指針である」と確認しました。

フン大使（左）

フン大使は次のように語っています。

（テープ）

「ベトナムは、持続可能な開発のための2030アジェンダを期限通り達成できるように、取り組んでいます。これらの努力の一つは、ベトナムが2030アジェンダを国の開発戦略と組み合わせた上で、教育や、社会保障、貧困解消に関する一連の政策を展開してきました。これまでに、ベトナムは、貧困解消や、水道水の衛生確保、教育の質的向上、雇用創出、社会保障、インフラ整備などにおいて著しい進展を遂げました」

フン大使はさらに、今後、持続可能なグリーン開発を継続するためには、各国と地域は、人材育成、科学技術開発、インフラ整備への投資を優先的に行った上で、持続可能な開発目標を遂行し、デジタルトランスフォーメーション、インベンション、イノベーション、およびスタートアップにおける若者の役割を発揮する必要があると訴えました。