日米韓外相会談 北朝鮮非核化へ緊密に連携して対応を確認

(VOVWORLD) -アメリカのバイデン政権発足後、初めてとなる日米韓3か国の外相会談が行われ、先にアメリカが見直しを終えた対北朝鮮政策を踏まえ、朝鮮民主主義人民共和国の非核化に向けて3か国で緊密に連携して対応していくことを確認しました。
日米韓外相会談 北朝鮮非核化へ緊密に連携して対応を確認 - ảnh 1(写真:Pool/Via Kyodo)

茂木外務大臣、アメリカのブリンケン国務長官、韓国のチョン・ウィヨン(鄭義溶)外相による日米韓3か国の外相会談は、G7=主要7か国の外相会合が行われているイギリスのロンドンで、日本時間の5日午後4時すぎからおよそ1時間行われました。


バイデン政権の発足後、3か国の外相会談が行われるのは初めてです。

この中では、朝鮮民主主義人民共和国への対応をめぐり集中的に意見が交わされ、冒頭、ブリンケン国務長官が先に見直しを終えたアメリカの対北朝鮮政策の内容を詳しく説明しました。

これについて、茂木大臣はアメリカ政府が政策の見直しにあたって朝鮮半島の完全な非核化を引き続き目標とし、同盟国の安全確保のための取り組みを強化するとしていること、そしてアメリカが日韓両国との緊密な連携を重視しながら取り組みを進めていることを支持し、歓迎する考えを伝えました。

また、茂木大臣は拉致問題の解決に向けた理解と協力を求め、ブリンケン国務長官とチョン外相は、支持する考えを示しました。

そのうえで、3氏は北朝鮮の完全な非核化に向けて、朝鮮民主主義人民共和国に対し、国連の安保理決議のもとでの義務に従うよう求めていくことで一致し、今後、朝鮮民主主義人民共和国政策を具体的に進めるうえで、日米韓3か国で緊密に連携していくことを確認しました。

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