(VOVWORLD) - 29日午前、ハノイの政府本部で、ファム・ミン・チン首相は、「第12期党中央委員会決議18号の実施状況の総括に関する政府指導委員会の第6回会議を主宰しました。
この決議は、政治システムの組織・機構の刷新と合理化を通じて、効率的で効果的な運営を目指すものです。
会議で、チン首相は、状況の変化に応じて点検、調整、補完を引き続き行うよう要請しました。その基本原則として、組織・機構の再編は、簡素化、効率化を確保し、効果的な活動を行い、また公務員、職員の人員削減と質の向上を伴うものでなければならないとしました。特に、組織・機構の再編に際し、中間段階と部門数を削減しつつも、機能、任務、権限の重複や欠落が生じないようにすることが求められています。
チン首相はまた、組織・機構の再編過程において、公務員、職員の制度や政策を継続的に改善する必要性を強調し、末端組織で働く職員を奨励する政策を取る必要があると指摘しました。
指導委員会によりますと、政治システムの組織・機構の再編は、各省庁、省庁に同等する機関、政府直属機関によって迅速に実施され、計画が基本的に完成しています。これにより、政府機構は現在の30部門から21部門にスリム化される予定で、その内訳は13の省、4つの省庁同等機関、4つの政府直属機関となります。