米ウィスコンシン州 学校で銃撃 2人死亡 6人けが 発砲は生徒か
(VOVWORLD) -アメリカ中西部ウィスコンシン州にある学校で16日、生徒と教師2人が拳銃で撃たれて死亡し、6人がけがをしました。警察は、この学校に通う15歳の生徒が発砲後に自殺したとみて、動機などを調べています。
(写真:AP/TTXVN) |
アメリカ中西部ウィスコンシン州の州都マディソンにあるキリスト教系の学校の自習室で、現地時間の16日午前11時ごろ、銃撃事件が起きました。
警察によりますと、10代の生徒と教師、あわせて2人が拳銃で撃たれて死亡したことが確認されました。
また、生徒5人と教師1人がけがをして病院で手当てを受けていて、このうち2人は重体だということです。
発砲したのは、この学校に通う15歳の生徒で、警察が到着したときにはすでに死亡していて、現場の状況から自殺したとみられるということです。
警察は生徒の自宅を捜索するなどして事件の詳しい状況や動機などを調べています。この学校には幼稚園児から高校生までおよそ420人が通っていて、小学2年生の児童が通報したということです。
学校や州などは今後、児童や生徒に対し長期的なメンタルケアを行っていくということです。
事件を受けてバイデン大統領は声明を発表し「銃による暴力という惨劇から子どもたちを守れないことは受け入れがたい。子どもたちはみな教室で安全だと感じられるべきだ」として、議会に対し銃規制強化に向けた行動をとるよう求めました。(NHK)