米大統領 「トランプ級」と名付け 新たな戦艦2隻の建造を承認

(VOVWORLD) -アメリカのトランプ大統領は、「トランプ級」という新たな戦艦2隻の建造を承認したと発表しました。「力による平和」の実現に必要だと強調し、核弾頭を搭載できる新たな巡航ミサイルも装備するとしています。
米大統領 「トランプ級」と名付け 新たな戦艦2隻の建造を承認 - ảnh 1(写真:REUTERS/Jessica Koscielniak)

トランプ大統領は22日、南部フロリダ州で記者会見し、「力による平和」の実現に必要だとして、新たな戦艦2隻の建造を承認したと発表しました。

戦艦を「トランプ級」と名付け、みずからもデザインに携わるとしていて、極超音速で弾丸を発射する「レールガン」など、最新鋭の兵器を搭載するとしています。

さらに、核弾頭を搭載できる開発中の巡航ミサイルも装備するとしていて、アメリカ海軍は「新たな核抑止力を持つことになる」と説明しています。

また、トランプ大統領は、2隻の戦艦をおよそ2年半かけてアメリカ国内で建造したあと、最終的に25隻程度まで増やしたいとしていて、ほかの艦艇とあわせて「ゴールデン・フリート=黄金艦隊」を編成するとしています。

ただ、アメリカメディアは、造船施設の老朽化などによって艦艇の建造に遅れが出ていると指摘していて、計画どおりに進むかどうかは不透明です。

一方、記者団が、海洋進出の動きを強める中国への対抗策かと質問したのに対し、トランプ大統領は「中国とはうまくやっている。あらゆるものへの対策だ」と述べました。(NHK)

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