米大統領選 民主党候補者選び第3戦 サンダース氏連勝なるか

(NHK) アメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びは、第3戦となるネバダ州の党員集会が日本時間の23日5時から始まりました。勢いを見せる左派のサンダース上院議員がリードしていて、第2戦に続いてネバダ州でも勝利し、最有力候補に躍り出るかどうかが焦点です。

ことし11月の大統領選挙に向けて、政権奪還を目指す民主党の候補者選びは、第3戦となる西部ネバダ州の党員集会が日本時間の23日5時から始まりました。

AP通信によりますと、日本時間の午前7時50分現在、集計率3%で、
▽サンダース上院議員が55.1%、
▽バイデン前副大統領が19.6%、
▽実業家のスタイヤー氏が8.6%、
▽ウォーレン上院議員が7.7%、
▽ブティジェッジ前サウスベンド市長が7.4%となり、
左派のサンダース氏がリードしています。

サンダース氏は第2戦のニューハンプシャー州で勝利を収め、全米の世論調査で支持率首位に立つなど勢いを見せています。

今回、ネバダ州で勝利すれば、8人が指名獲得に名乗りを上げる混戦から抜け出ることになり、最有力候補に躍り出るかどうかが焦点です。

また、序盤戦で存在感を高めたブティジェッジ氏がどこまで追い上げるのか、さらに、支持率が伸び悩むバイデン前副大統領やウォーレン上院議員が巻き返しを図れるのかにも関心が集まっています。

ネバダ州は初戦のアイオワ州や第2戦のニューハンプシャー州と比べ、白人以外のマイノリティー層の有権者が多く、今回の党員集会の結果は幅の広い層から支持を得られているかを占うものとしても注目されます。

 

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