[ロイター] - メルケル独首相は17日、オバマ米大統領との共同会見で、4期目出馬については適切な時期に発表すると述べるにとどめ、明言を避けました。
任期中最後の訪独となったオバマ大統領は、メルケル氏の続投を望むかとの質問に対し「卓越したパートナー」と高く評価し、自身がドイツ国民ならメルケル氏を支持すると述べました。

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だがメルケル氏は適切な時期に明らかにするとしましたが、「きょうではない」と語りました。その上で、過去8年首脳として緊密な関係を築いてきたオバマ氏との「別れはつらい」と応じました。
両首脳はまた、自由貿易協定(FTA)交渉を続ける重要性を強調しました。トランプ次期大統領は欧州連合(EU)と米国が交渉を重ねてきた環大西洋貿易投資協定(TTIP)に反対の立場ですが、メルケル首相はトランプ氏と連携するためできる限りのことを行うと述べました。
ウクライナ問題をめぐって対立するロシアに関しては、オバマ氏はトランプ氏が時に立ち向かうことを望むと述べました。「次期大統領が、利害が一致するところではロシアと協力し、われわれの価値観や国際的な常識から外れる場合には対抗する意思を持つことを希望する」と述べました。