米韓高官 朝鮮飛しょう体発射前に会談 対話呼びかけを確認

(VOVWORLD) -朝鮮民主主義人民共和国問題を担当するアメリカと韓国の高官がワシントンで会談し、朝鮮民主主義人民共和国の核やミサイルの問題に引き続き連携して対応するとともに、朝鮮民主主義人民共和国に対話を呼びかけていく方針を確認しました。
米韓高官 朝鮮飛しょう体発射前に会談 対話呼びかけを確認 - ảnh 1(写真:YONHAP/TTXVN)

朝鮮民主主義人民共和国問題を担当するアメリカ国務省のソン・キム特別代表と、韓国外務省のノ・ギュドク(魯圭悳)朝鮮半島平和交渉本部長は18日、ワシントンで会談しました。


会談は、朝鮮民主主義人民共和国による飛しょう体の発射が行われる前に行われ、会談後、ソン・キム特別代表は「アメリカ、韓国、日本の3か国の連携は北朝鮮に対応していくうえで引き続き非常に重要だ」と述べて、3か国で連携を続けていく考えを強調しました。

そして「アメリカは継続して北朝鮮に対話を呼びかけており、その意図に変わりはない。前提条件なしに会う用意がある」と述べ、北朝鮮との対話に改めて意欲を示しました。

また、韓国のノ・ギュドク本部長は、朝鮮戦争の終戦宣言に関連して協議の多くを割いたとしたうえで「米韓両国は北との対話が再開された際に、北の関心事を含むすべての事案に対して議論できるという共通の立場を確認した」と述べました。

一方、日本の外務省の船越アジア大洋州局長も18日、ワシントンに到着しました。

19日には日米韓の3か国の高官が協議を行うことにしていて、今回の朝鮮民主主義人民共和国による飛しょう体の発射についても情報を共有するとともに、今後の対応について意見を交わすものとみられます。(NHK)

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