10日午前、ハノイで、農業農村開発省はUNDP=国連開発計画と連携して、「ベトナム農業の気候変動対策:チャンスと試練」に関するシンポジウムを共催しました。
シンポで発言にたったファト農業相
席上、在ベトナムUNDPのプラティブア・メフタ コーディネーターはこれまでに気候変動対応活動においてベトナムが収めてきた成果を高く評価すると共に、「ベトナムは2020年までに温室効果ガス排出量削減プログラムを積極的に実現している。そこで、より具体的な行動計画を立て、林業、栽培、畜産部門にさらに集中する必要がある」と述べ、次のように語りました。
(テープ)
「体制能力と人材は気候変動の解決にとって重要な要素となっています。そこで、気候変動の影響を解決することなどが出来るハイレベルの人材を育成する必要があります。ベトナムの気候変動事務所は、能力と業務をさらに向上させ、気候変動対応の行動計画をとる必要もあります。」
なお、この数年間、ベトナムにい置ける農業分野での温室効果ガス排出量は43%を越え、高い水準にあります。この状況を解決するために、2008年から2012年までの間に、ベトナムは気候変動の対応、グリーン農業の持続可能な開発に繫がる様々な措置をとってきました。