(VOVWORLD) - WHO=世界保健機関は4日、パレスチナ自治区ガザとヨルダン川西岸地区で起きている危機について協議するため、10日に執行理事会の緊急会合を開くと発表しました。
パレスチナ自治区ガザ地区で作戦を行うイスラエルの軍用車両=AFP |
パレスチナ自治政府のクライシ駐ジュネーブ国連大使は、イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘で人道危機が悪化しているガザ地区に焦点が当てられますが、ヨルダン川西岸地区についても協議されると言及しました。世界中からより多くの医師を派遣する案が挙がっており、多くの国が支援の意思を表明したとしています。
WHOによりますと、15カ国が執行理事会の緊急会合開催を要請し、執行理事会は34カ国で構成され、現在、日本、アメリカ、フランス、中国などが議席を持っているということです。(ロイター)