ホーチミン主席の姿と映画監督ブイディンハクさん

ベトナムドキュメンタリー映画のブイディンハク監督はベトナム映画界でよく知られており、特に、彼の指導の下で、ホーチミン主席の生涯と革命運動を描いた多数のドキュメンタリー映画は国内外で大きな反響を呼んでいます。


ホーチミン主席の姿と映画監督ブイディンハクさん - ảnh 1
ドキュメンタリー映画のブイディンハク監督

1934年北部フート省で生まれたブイディンハクさんは1953年以降、映画界で活躍してきています。彼はベトナム国内外での映画祭で10の賞に輝き、ベトナム政府から「人民芸術家」という称号を与えられています。彼の制作した映画の大多数はホーチミン主席をテーマにしたもので、その中で「ホーおじさんに捧げる歌」、「マルクス・レーニン主義への道のり」、「母国に帰る」、「ホーチミンー偉大な人物」という4本があります。ブイディンハクさんはホーチミン主席との会見を回想し、次のように語りました。

(テープ)

「ある午後、映画会社で仕事をしていた時に、私が完成したばかりの映画を主席事務所で上映するようにというホーチミン主席の指示がありました。当時、ホーチミン主席はアメリカ戦闘機を撃墜したパイロットらと会見した際、ベトナム南部の英雄グェンバンチョイの生涯を描いた映画が上映されました。ホーチミン主席はその映画を見た時、とても感激しました。」

ホーチミン主席についての最初のドキュメンタリー映画は「ホーおじさんに捧げる歌」です。この映画は1976年開かれた第4回共産党大会の直後に制作しました。ホーチミン主席生誕90周年記念にあたる1980年に「マルクス・レーニン主義への道のり、「母国に帰る」という2本の映画が発表され、大きな反響を呼びました。ブイディンハクさんは「母国に帰る」を製作した時、撮影グループは国内の多くの地方に足を運んでいて、ホーチミン主席の偉大な思想を描く映画の舞台作りに力を注いだ」と語りました。「マルクス・レーニン主義への道のり」という映画は1923年の夏から1924年の秋までのホーチミン主席の革命活動を描いたものです。ブイディンハクさんは次のように語りました。

(テープ)

「ホーチミン主席は民族の偉大な指導者です。ですから、彼の革命活動を描くのは難しいです。特に、「マルクス・レーニン主義への道のり」という映画を作った時の資料収集は非常に難しかった。この映画はホーチミン主席の業績を描くだけでなく、ベトナム革命歴史やベトナムとロシアの伝統的友好関係を伝えるものでもあります。」

ホーチミン主席の姿と映画監督ブイディンハクさん - ảnh 2

また、ブイディンハクさんは、「マルクス・レーニン主義への道のり」は好評を得た」と明らかにしました。ホーチミン主席生誕100周年記念にあたる1990年に、ブイディンハクさんは「ホーチミンー偉大な人物」を再び発表し、大きな反響を呼びました。ハクさんは次のように語りました。

(テープ)

「ホーチミンー偉大な人物」は生前のホーチミン主席の願望、夢、道徳美を描いたものです。この映画を通じて、ベトナム民族の偉大な指導者の生活を想像できるようになりました」

この映画を成功させるため、ハクさんは数万メートルにわたる画像資料を研究して、貴重な画像を選びました。ハクさんは次のように語っています。

(テープ)

「映画を制作した時、ホーチミン主席についての新しい画像資料を見つける度に喜びが沸いてきました。ある日、1923年のロシア新聞「小さな炎」に掲載されたホーチミン主席の写真を発見しました。当時、グェン・アイ・コクという名のホーチミン主席はヨーロッパで明るい未来を見出しました。」

長い歳月を経ましたがブイディンハク監督はベトナム民族の英雄ホーチミンを描く映画制作に力を注ぎ続けています。彼はホーチミン主席の生涯と革命活動は映画監督にとって自由に飛びからテーマであると言いました。

ご感想

小澤 功 (Isao Ozawa)

Hello, My name is Isao ozawa.

私は日本在住の小澤と申します。

先日ハノイに旅行し、ホー・チ・ミン主席が偉大であったことに感動しました。

帰国してホー・チ・ミン主席をテーマにした革命や生涯のDVDを探しましたが、見つかりません・・・

ブイディンハク監督が数本のドキュメンタリー映画を製作したことをVOV5のHPで知り、彼のDVDが販売またはレンタルされているのかお尋ねします。

私は、はじめて訪れたベトナムに魅了されています

日本語の字幕があるDVDが存在していれば嬉しいです

彼やベトナムについて私はもっと知りたいです

どうぞよろしくお願いします

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