LGイノテックベトナム社の10億ドル相当の増資プロジェクトに許可書を発給する式典＝VOV

今年6月に、ハイフォン市は韓国と日本での投資振興プログラムを行いました。その際、ハイフォン市人民委員会は韓国企業の複数の新規投資プロジェクトと増資プロジェクトに許可書を発給しました。これらのプロジェクトの投資総額は2億3000万ドルに達しています。特に、双方は協力合意書を締結し、その公約額は15億ドル相当にのぼっています。その直後、ハイフォン経済区管理委員会はLGイノテックベトナム社の10億ドル相当の増資プロジェクトに許可書を発給しました。

LGイノテックベトナム社のチョ・チテ副会長は次のように明らかにしています。

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「私は、2017～2020年期にLGイノテックベトナム社の最初の社長を務めました。我々は常に、ハイフォン市の当局から支援を受けています。これまで、わが社の2か所の工場は安定的に活動し、多くの成果を収めてきました。今後も、ハイフォン市の当局から支援を受けることを望んでいます」

式典で発言に立ったLGイノテックベトナム社のチョ・チテ副会長＝VOV

昨年10月、ハイフォン経済区管理委員会は台湾で投資振興プログラムを実施し、台湾の多くの企業から特別な注目を集めました。その中で、台湾の電子機器の受託生産大手ペガトロン社はハイフォンのDEEP C工業団地を同社の14番目の生産拠点を築く場所に選びました。同社の代表の話です。

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「ハイフォン経済区管理委員会から多くの支援を受けています。わが社は短期間で、工場を建設し、稼働させました。現在、ハイフォンでの投資を拡大する計画を検討しています。欧米諸国の多くお客様から我が社との協力の意向が示されています」     

FDIをさらに誘致するため、ハイフォンは15か所の工業団地を新たに建設する予定です。同時に、経営投資環境の改善や、労働力の質的向上などに力を入れていく方針です。ハイフォン経済区管理委員会のレ・チュン・キェン委員長は次のように明らかにしています。

（テープ）

「我々は労働者を集めるため、多くの措置をとっています。また、労働者の住宅や、彼らの子どもの学習などの面でも支援政策を実施しています。これらは労働者に便宜を図るものです」         

ハイフォンの指導部は選択的なFDI誘致を地元の経済社会開発事業の重要な柱と見做しています。これは市内の持続可能な開発に合致しています。同市党委員会のレ・ティエン・チヤウ書記は次のように語りました。

（テープ）

「ハイフォンは経営投資環境の改善や、各地方を結びつける交通網をはじめインフラ整備を進めていきます。我々は投資家を歓迎し、投資家の理想的な目的地になるように取り組んでいます。今後も、投資家に便宜を図っていきます」 

ハイフォン市は常に、「投資家の成功こそが地元の成功である」という方針を掲げています。そして、その方針に従って、国内外の投資家の魅力的な投資先になるように全力をあげています。