イエンバイ省、シナモン栽培で貧困解消を目指す


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シナモンの木の栽培のお陰で、北部イエンバイ省バンイエン県に住む少数民族ザオ族共同体ではの収入が日々安定しており、物心両面の生活が絶え間なく改善されるようになっています。

ビエン・ソン村ケロ村落に住むバン・フック・トウさん一家は、10年前に稲作からシナモン栽培に転作してから、食糧不足の状態から脱出しただけでなく、生活に余裕がでてくるようになりました。トウさんは次のように語りました。

(テープ)

「かつて、稲作は経済的効果が低かったため、生活は大変苦しかったです。その後、シナモンの木の栽培へ転作してから、お陰さまで、生活に余裕が出てくるようになりました。そこで、現地の人々は、広い土地があるところに、シナモンの木を栽培した方がいいと思います。シナモンは貧困解消に役立つからです。」

昨年、引き続きシナモンの消費は順調だったそうです。シナモンは樹皮だけでなく、木材、茎、葉さえも売れることから、栽培業者に高い収入を与えています。ケクエ村落に住むバン・フュウ・アンさんは次のように明らかにしています。

(テープ)

「ここ数年、シナモンの販売が好調のお陰で、私たちの生活はずいぶん改善されてきました。お陰で、今年のテトには、みんなテトを十分に楽しんでいましたよ。」

春は、シナモンの栽培の季節です。この時期になると、バンイエン県に住むザオ族の人々は、集会を開き、シナモンの栽培、手入れ、開拓、加工などに関する経験の交換をします。ビェンソン村人民委員会のバン・フック・ヒン委員長は次のように語りました。

(テープ)

「私たちは、シナモンの栽培業者に最も効果的な栽培の技術や手入れ方法などを良く宣伝しています。シナモンの品質を高める為に、除草剤や殺虫剤などを一切使用しないよう常に勧告しています。」

ところで、イエンバイ省全体では、現在、3万ヘクタール以上のシナモン面積があります。その内の、2万3千ヘクタールはバンイエン村にあります。2015年に、バンイエン村は、7千トンのシナモンの樹皮、5万5千トンあまりの茎と葉、及び数千立方メートルの木材を出荷しました。


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バンキエン県人民委員会のハー・ドク・アイン副委員長は「今後も、現地当局は、シナモンの品質と価値の向上を目指す政策を継続する」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「私たちは、シナモン栽培地区企画の管理を厳格化します。それは、種の選択、栽培、手入れ、収穫、及び加工といった工程においてシナモンの品質向上に配慮することです。また、私たちは、シナモン製品の価値と住民の収入を増加させる為に、シナモンの消費先の開拓を集中的に行います。」

イエンバイ省におけるシナモンの木は現地住民の貧困解消に寄与する主要な植樹となることでしょう。

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