カントー市、フォンディエン県の新農村作り 

カントー市、フォンディエン県の新農村作り  - ảnh 1
各村を結ぶ道路がコンクリート化された

カントー市はベトナム南部メコンデルタ地域にある地方です。近年、同県は新農村作り運動における大きな成果を収めていますが、中でもフォンディエン県はこの運動のモデルとなっています。こうした成果を達成するため、フォンディエン県婦人協会の新農村作り運動に対する大きな貢献を抜きにして語ることができないでしょう。

毎月、フォンディエン県婦人協会はベトナム農村における各世帯の経済発展を目指す措置を話し合うため、グェン・ティ・フエ会長の家で会合を行います。会合で、同県婦人協会の全ての会員は地方行政当局の新しい政策を真剣に聞くとともに、農業生産の拡大や子育てなどの県内の暮らしや日常情報について意見を交換します。

この会合の内容は非常に面白いので、男性が参加する時もあります。特にこの数ヶ月間に、フォン・ディエン県のタネ無しレモンの栽培と販売方法を巡る座談会が開かれ、県内の多くの農民を集めています。以前、フォンディエン県に住む農民世帯の大多数は様々な樹木や野菜を栽培していましたが、生産高は非常に低いです。種無しレーモン生産合作社が設立されて以来、多くの新農村発展モデルが誕生ました。ダンディトゥさんも2年前に種無しレモン栽培を始めましたが成功しました。トゥさんは次のように語っています。

「タネ無しレモンを栽培するのは素晴らしいです。収穫期の生産量は300キロないし400キロに達し、その収益は5千5百万ドンにのぼります。私は種無しレーモン生産労働組合への参加に大満足します。」

フォンディエン県婦人協会のグェン・ティ・フエ会長の家庭は貧しかったですが2010年以来、種無しレモンを栽培して以来、大成功しています。現在、種無しレモン栽培面積は1000平方メートルで、この1年半の間で、県内のお金持ちになっています。フエ会長は次のように語りました。

(テープ)

「婦人協会会長の私は農民世帯経済発展を目指す各方法を宣伝する役割を果たしながら、種無しレモンを栽培しています。特に合作社を設立した時、自分の役割を発揮して、ぞれぞれの農民家庭の種無しレーモン栽培畑に行き、レモンを購入する企業と契約書を締結します。そして、県内の住民が企業の指導に沿って、レモンを栽培するよう呼びかけます。」

そのほか、女性農民らはレーモン栽培技術に関する訓練コースに参加することができます。2012年、種無しレモン生産合作社の会員はわずか10人でしたが今年は30人にのぼっており、13600本のレモンの木を栽培しています。家内生産モデルから集団的農業生産モデルへと移行したおかげで、フォンディエン県はベトナム新農村作り運動の目標を完成し、国内でよく知られています。カント市婦人連合会のボ・キム・トア副会長は次のように語りました

(テープ)

「これまでに、フォンディエン県婦人協会は様々な農業生産モデルを作ってきました。2016年に2つの新しい農業生産労働組合が設立され、その中で、チュンタイン村とカード村にあるお酒造り合作社があります。そのほか、ミルクフルーツ栽培労働組合も設立する予定です」

ベトナム女性は社会活動における役割を向上させており、特にフォンディエン県婦人協会は自主的に役割を発揮して故郷発展事業並びに新農村作り運動に大きく寄与してゆくことでしょう。

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