ベトナム北部山岳地帯タイグェン省、ダイトゥ県、ラーバン村はベトナム国内で新農村作りプログラムのモデルとして、よく知られています。この村では運動が盛んで、これまで新農村作り運動の19の内で、17を達成しています。山が多いこの村の農家大多数は以前に、お茶を栽培していましたが生産は低かったです。ですから、村の多くの人々は故郷に離れて、仕事探しのため、都会に向かいました。しかし、この数年間、ラーバン村の行政府が地元の潜在力を生かして、お茶栽培の生産協同組合を結成して以来、現地の住民生活は著しく改善されています。
茶葉の収穫
村にはクリーンな茶作り訓練コースが開かれました。これにより、この村のお茶は国内市場で徐々に知られ、お茶の生産高は急増しています。お茶の価格も2,3倍増になりました。お茶栽培農家1世帯あたりの収益は年平均で3億ドンないし4億ドンに達し、依然と比べると、4倍増となっています。ラーバン村に住むダンティフェンさんは次のように語っています。
「お茶を栽培している我が家はクリーンな茶作り訓練コースに参加した後、故郷で茶を効果的に栽培しており、高い収益を得ています。これにより、我が家はテレビ、冷蔵庫、エアコンを買いました。我が村の農民家庭の大多数の生活レベルが向上しています」
ダンティフェンさんはこのように語りました。
これまでに、ラーバン村には10箇所の伝統的な茶作り協同組合が設立されました。この村の人口は3800人ですが、その70%はクリーンな茶作り産業に従事しています。ラーバン協同組合のグェンティハイ社長は次のように語っています。(テープ)
「我が村に離れていた人々の多くが故郷に戻り、お茶を栽培しています。今後、農民たちは故郷の伝統的茶作り産業に更に集中させるよう希望しています」
ハイ社長はこのように語りました。
一方、タイグェン省のダイトゥ県人民委員会のグェンティグェン副委員長は次のように語りました。
「新農村作り運動が成功するため、地方行政府は住民と緊密に協力する必要があります。我々は住民に対し新農村作り運動の内容を行ってきました。これにより、住民はこの運動の意味を深く理解してから、この運動に積極的に貢献しています」
グェンティグェン副委員長はこのように語りました。
ラーバン村はこれまで新農村作りプログラムに向けるための正しい対策を実施しています。今後、国の経済社会発展事業に積極的に寄与してゆくことでしょう。