クアンナム国際カイトフェスティバル2024

(VOVWORLD) - 3日間にわたり開催された同フェスティバルには、ベトナムをはじめ日本、韓国、中国、インド、マレーシアなど13の国と地域から凧チームが集まり、約100種類の凧による芸術的なパフォーマンスを披露しました。

7月27日から29日まで、南中部沿岸地方クアンナム省ズイスエン県でクアンナム国際カイトフェスティバル2024が開催され、国内外から多くの観光客の注目を集めました。このイベントは、同省文化スポーツ観光局と南ホイアン開発会社の共催により、2024年の観光振興活動の一環として行われるものです。

クアンナム国際カイトフェスティバル2024 - ảnh 1各チームが芸術的なパフォーマンスを披露(baovanhoa.vn

3日間にわたり開催された同フェスティバルには、ベトナムをはじめ日本、韓国、中国、インド、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、オーストラリア、中国・台湾、中国・香港など13の国と地域から凧チームが集まり、約100種類の凧による芸術的なパフォーマンスを披露しました。

来場者は職人の指導の下で凧作りのワークショップに参加したり、カラフルな凧の展示、地元の独特な食文化、マジックショー、伝統的な民俗芸術を楽しんだりしました。また、ホイアン旧市街、ミーソン聖域、クーラオチャム島などの観光スポットを訪れる機会もありました。

このフェスティバルは、国内外の職人たちが凧揚げと凧作りの技術を共有し、凧揚げ芸術の保存と発展に貢献する国際的なイベントとされています。クアンナム省人民委員会のレ・ヴァン・ズン委員長は、このフェスティバルが将来的に毎年開催される国際的な文化・芸術・観光イベントとして発展し、クアンナム省を訪れる観光客の注目を集めたいとの希望を表明しました。

一方、東南アジア凧協会のオーランド・オンキンコ副会長は、クアンナム省がベトナムおよび世界の凧イベントにとって理想的な開催場所であると評価し、今回のフェスティバルが凧の職人たちが交流する素晴らしい機会であると述べました。また、将来的にはベトナムが東南アジア凧協会に正式に加盟し、アジアの伝統的な凧文化の保存と普及に貢献し、ベトナムのイメージを世界に広めることへの希望を表明しました。

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