ベトナムは中国人観光客の人気ある目的地である（写真：Xuân Hoát/plo.vn）

ベトナム国家観光局によりますと、今年5月にベトナムを訪れた中国人の観光客は延べ３５万７千人に達し、ベトナムを訪れた一か国からの観光客として、この四年連続して一位に立っていた韓国を超え、第一位に立っています。

韓国、中国の台湾、アメリカ、日本など観光客が多くベトナムを訪れた国々とともに、ベトナムを訪れた観光客が急増していたことはベトナムの観光回復に大きく貢献しています。その中で、中部沿岸地方ダナン市を訪れた中国の観光客は16万3千人に達し、同市を訪れた観光客総数の11％を占めています。ダナン市の観光局は中国での観光振興活動を計画しています。ダナン市観光局のグエン・テイ・ホアイ・アン副局長は次のように語りました。

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「今後、中国を結ぶ航空便と観光振興活動を再開するため力を入れます。第 3 四半期に、広州市場での観光振興プログラムを実施すると同時に、中国からの船舶プロモーション・プログラムを行います」

現在、ベトナムと中国の管理機関と観光事業者は、両国間の観光活動を強化するため、多くの観光商品の企画と開発に協力しています。各旅行会社は、今年5月に多くの中国人観光客がベトナムを訪れる理由として挙げられたのは、ベトナムの観光目的地に近く、美しいビーチが多いということです。Avitour 旅行会社のグエン・チュン・クアン社長は次のように語りました。

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「ベトナムを訪れる中国人観光客は必ずハロン湾、中部にある各地方、そして東北部と西北部の有名な観光地を訪れるでしょう。中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市の海岸は多くの中国人観光客を引き寄せています。手頃な価格、美しいビーチ、多様なサービスは多くの観光客がベトナムを訪れる理由であると思います」

一方、Phuong Nam 旅行会社のファム・ミー・チャン会長は次のように述べました。

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「ベトナムは多くの美しいビーチ、豊かな文化、長い歴史があることから、新型コロナウイルス感染症収束後、中国からの多くの観光客を誘致しています。現在、中国はベトナムを訪れた観光客が最も多い国々の一つとなっています」

新型コロナウイルス感染症の流行以前、中国は常にベトナムを訪れた観光客が最も多かった国です。2019年にベトナムを訪れた中国人観光客の数は580万人を超え、ベトナムを訪れた外国人観光客総数の3分の1を占めました。各旅行会社はベトナムを訪れた中国からの観光客の急増は今年の外国人観光客1800万人に達するというベトナム観光部門の目標の遂行に大きく貢献することを期待しています。