アラブ連盟、パレスチナ国家樹立を支持…イスラエルと国交望むUAEなど3か国は参加せず

(VOVWORLD) - 中東和平を主要議題とするアラブ連盟(22か国・機構)の定例首脳会議が1、2日、アルジェリアの首都アルジェで開かれました。パレスチナ国家樹立を支持し、パレスチナとの連帯を盛り込んだ共同声明をまとめました。
アラブ連盟、パレスチナ国家樹立を支持…イスラエルと国交望むUAEなど3か国は参加せず - ảnh 1首脳会議の様子=THX/TTXVN

コロナ禍の影響で、今回の首脳会議は、2020年にUAE=アラブ首長国連邦などアラブ4か国がイスラエルと国交正常化に踏み切って以降、初の開催となりました。

共同声明では、パレスチナ問題がアラブ諸国にとって中心となる課題だと表明しました。イスラエルの占領地撤退などを条件に、関係を正常化する「土地と平和の交換」を共通原則とすることも再確認しました。

声明では、パレスチナとの結束を会議の成果として示したかった議長国アルジェリアの意向が強く反映されました。ただ、イスラエルと国交正常化したUAEなど3か国の首脳が参加を見送っており、アラブ諸国の足並みの乱れが強調される結果となりました。(読売新聞)

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