アラブ連盟外相会合、シリアに関する決議を発表

アラブ連盟外相理事会第138回定例会議が5日、決議を発表し、シリアの人道的情勢の悪化によって250万人が家を失い難民になったことに大きな憂慮を示すとともに、シリアの関係各組織が市民に対して行った暴力と殺害行為を非難しました。また、決議は国連安全保障理事会に対し、シリアでの暴力のエスカレートに対する責任を究明し、必要な措置を取るよう呼びかけました。

今回の会議の開幕式で、エジプトのモルシ大統領は、「シリア情勢の悪化にはすべてのアラブ諸国に責任がある。エジプトは外部勢力のアラブ 諸国への干渉を決して許さない。アラブ諸国は国際社会の支持の下で行動し、一日も早くシリア危機の解決案を見出すべきだ」と述べました。同日、レバノンのスレイマン大統領は首都ベイルートで、「政治的な対話を通じてこそ、シリア危機を解決できる」との見方を示しました。

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