ガザ学校攻撃、子ども14人含む40人死亡 イスラエル「ハマス拠点」主張

(VOVWORLD) -ガザ政府と保健当局の各当局者はロイターに、攻撃で40人死亡し、73人が負傷したと述べました。死者のうち14人が子どもで9人が女性ということです。
ガザ学校攻撃、子ども14人含む40人死亡 イスラエル「ハマス拠点」主張 - ảnh 1Middle East Monitor撮影

イスラエルは6日、パレスチナ自治区ガザ中部ヌセイラットで国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校を戦闘機で攻撃しました。ガザ政府と保健当局の各当局者はロイターに、攻撃で40人死亡し、73人が負傷したと述べました。死者のうち14人が子どもで9人が女性ということです。

UNRWAのコミュニケーション・ディレクター、ジュリエット・トウマ氏はロイターに、死者は35~45人とした上で、現段階でまだ死者数を確認できないと述べていました。

イスラエルは校内にイスラム組織ハマスの拠点があったとし、昨年10月7日の奇襲攻撃に関与した戦闘員を殺害したと述べました。軍は攻撃前に民間人に対する危害のリスクを減らす措置を取ったとしています。

その後、同国軍報道官は学校には推定20~30人の戦闘員がいるとの見方を示し、戦闘員の多くが死亡したとする一方で、民間人の犠牲者については承知していないと述べました。

ガザ当局の広報責任者は、学校にハマスの司令部が隠されていたとするイスラエルの主張を否定し、「(イスラエルは)何十人もの避難民に対して行った残忍な犯罪を正当化するため、うその作り話で世論を誘導している」と述べたということです。(ロイター)

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