トランプ大統領、サウジ皇太子と電話協議 就任後初

(VOVWORLD) - トランプ氏が20日の大統領就任後、外国指導者と電話協議を行ったことが明らかになるのは今回が初めてとみられます。

アメリカのトランプ大統領は22日、サウジアラビアの事実上の最高権力者であるムハンマド皇太子と電話協議を行いました。皇太子は今後4年間で、対米投資と貿易を6千億ドル(約93兆9千億円)に拡大する意向を示しました。この内容は、AP通信が国営サウジ通信を引用して報じています。

トランプ氏が20日の大統領就任後、外国指導者と電話協議を行ったことが明らかになるのは今回が初めてとみられます。

トランプ大統領は1期目の政権時と同様に、初の外遊先にサウジアラビアを検討しているとされています。また、サウジとイスラエルの国交正常化の仲介に強い意欲を示しており、大統領就任前に中東担当特使ウィットコフ氏をサウジに派遣していました。

今回の電話協議は、トランプ政権が中東政策をどのように展開するかを占う重要な動きとみられています。(日本経済新聞)

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