トランプ氏、「トマホーク」供与見送りか 米ウクライナ首脳会談
(VOVWORLD) - アメリカのニュースサイト「アクシオス」によりますと、トランプ氏はゼレンスキー氏に対し、現時点ではトマホークを供与しない意向を伝えたとしています。
2025年10月17日、アメリカ・ワシントンD.C.のホワイトハウス内閣室で昼食会を行い、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談するアメリカのドナルド・トランプ大統領(写真:REUTERS/Jonathan Ernst) |
アメリカのトランプ大統領は17日、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談しました。トランプ氏は、焦点となっているアメリカの巡航ミサイル「トマホーク」の供与について、緊張の激化につながるとの懸念を示した上で「アメリカも必要だ」と述べ、改めて慎重な姿勢を示しました。
ゼレンスキー氏は会談後、記者団に対し「生産的だった」と述べる一方で、トマホークに関しては「言及を避けたい」と述べ、アメリカ側からの供与が見送られたことを示唆しました。引き続き供与を求めていく考えも示しました。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」によりますと、トランプ氏はゼレンスキー氏に対し、現時点ではトマホークを供与しない意向を伝えたとしています。(毎日新聞)