ハマス「人質と連絡取れず」 イスラエルに攻撃停止要求

(VOVWORLD) - カッサム旅団は、イスラエルが過去48時間にわたってガザ市南部で攻撃を激化させているため、人質と連絡が取れていないと指摘しました。

パレスチナ自治区ガザでイスラエルとの紛争を続けるイスラム組織ハマスの軍事部門「カッサム旅団」は28日、声明を出し、イスラエルによる攻撃の影響で拘束中の人質2人と連絡が取れなくなったと表明しました。そのうえで、中心都市ガザ市の一部地域からの撤退と、空爆の一時停止を要求しました。AFP通信などが報じました。

カッサム旅団は、イスラエルが過去48時間にわたってガザ市南部で攻撃を激化させているため、人質と連絡が取れていないと指摘しました。そのうえで「人質2人の生命に大きな危険が迫っている」と主張しました。

ロイター通信によりますと、イスラエル軍はこれに対し、ハマスが攻撃停止を求めた南部地域などの住民に退避を要求しました。さらに、今後も進軍を停止する予定はないと強調しました。(時事通信)

ご感想

他の情報