（写真：REUTERS/ Adrian Portugal）

同国の災害対策当局は10月1日、少なくとも69人が死亡したと発表しました。負傷者は200人超でした。倒壊した建物に閉じ込められた住民がいるとの情報もあり、死者は増える恐れがあります。

セブ島は、観光地や英語の留学先として人気があり、日本人も多く訪れています。林芳正官房長官は1日の記者会見で「現時点において邦人被害に関する情報には接していない」と述べました。

震源の深さは約10キロ。災害対策当局は1日、被災者は約11万人で、震源に近い島北部の地域に集中していると明らかにしました。教会や貯水タンクが倒壊するなどの建物被害が出たほか、橋の崩落も確認されました。

フィリピンは地下でプレート（岩板）が別のプレートに沈み込むエリアに位置し、日本と同様に地震が多いです。2013年に南部ボホール島で起きたM7.1の地震では200人以上が死亡しました。（nikkei.com）