ベトナムと米国の包括的な戦略的パートナーシップにおける協力をさらに推進
(VOVWORLD) - 24日夜、ハノイの外交省本部で、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は、アメリカのマルコ・ルビオ国務長官と電話会談を行いました。
会談で、ソン副首相兼外相は、アメリカがベトナムにとって最も重要な包括的な戦略的パートナーであると強調し、両国が引き続き緊密に連携し、包括的な戦略的パートナーシップの枠組みの中で協力をさらに推進することを望んでいると述べました。
これに対し、ルビオ国務長官は、両国が包括的な戦略的パートナーシップをさらに効果的に構築し続けることを希望すると表明し、ベトナムとアメリカの関係が国際関係において模範的なモデルであり、多くの共通利益を共有していることを確認しました。これらは今後も両国関係が発展を続ける基盤となる重要な要素だと強調しました。
ソン副首相兼外相とルビオ国務長官は、高官級代表団の相互訪問を推進することで一致しました。特に、2025年にベトナムとアメリカの国交正常化30周年に向けて、具体的な取り組みを進める方針を共有しました。
また、戦争後遺症を克服するための努力を推進し続けること、経済・貿易・投資分野での協力を維持すること、科学技術や国防・安全保障分野での協力を強化することが、両国民に具体的な利益をもたらすとの見解で一致しました。
さらに、両者はASEAN=東南アジア諸国連合とアメリカの戦略的パートナーシップの推進、メコン地域とアメリカのパートナーシップの強化の重要性、およびASEANの中心的役割についても意見共有をしました。また、ベトナム東部海域(南シナ海)における現状について議論し、対話の強化を通じて、地域の平和、安定、協力、発展に積極的に貢献する必要性を強調しました。