これは、11月25日～27日にかけて行われた南アフリカ実務訪問の枠内でグエン・ミン・ハン外務次官の主要な活動の1つです。開幕式で発言に立ったAnna Thandi Moraka副大臣は、経済社会の開発事業におけるベトナムが収めた成果、そして東南アジア地域と国際の場におけるベトナムの役割と地位を高く評価するとともに、「南アフリカはベトナムとの協力関係を優先事項として見做し、政治や外交、経済、貿易などのあらゆる分野で協力関係を効率化させていく」と強調しました。

一方、ハン外務次官は、「ベトナムは南アフリカとの協力開発のためのパートナーシップの発展を非常に重視している」と強調するとともに、「ベトナムにとって、南アフリカはアフリカにおける最重要な相手国である。両国は双方の伝統的友好関係を新たな発展段階に押し上げるための適切な措置をとる必要がある」と明らかにしました。

両国は、政治信頼の醸成・二国間協力の促進を目指す2025年のハイレベル代表団の往来の強化においてより緊密に連携することで一致しました。経済や貿易、投資などにおける協力強化で一致したことは両国間関係における重要な柱でもあるとしています。

 なお、南アフリカ実務訪問の枠内で、ハン次官は、南アフリカ共和国の政府高官らと個別会見を行うほか、ハラール分野に関わる南アフリカの企業多数の代表らと会見しました。