4日、ベトナム農業・環境省のグエン・ホアン・ヒエップ次官率いる代表団は、スイス・ジュネーブで開催された防災グローバル・プラットフォーム・フォーラム2025に出席しました。フォーラムは、国連防災機関（UNDRR）が主催し、スイス政府が開催国を務めました。

ヒエップ次官は、特に次の2点を重点行動として提案しました。第一に、災害に強いインフラへの投資促進と災害リスクに関するデータの整備を進めることで、脆弱な地域に対して適切な財政ソリューションを見出すこと。第二に、災害対策のための投資資源を動員するため、国際協力を強化するとともに、ベトナムがこれまでに蓄積してきた経験と教訓を共有し、各国の対応能力の向上に貢献することです。

ヒエップ次官はまた、災害リスクに備える財政イニシアティブを拡大するために、各国政府、民間部門、国際機関との連携強化を呼びかけるとともに、国連に対し、アジア太平洋地域の最も脆弱な国々が多国間・国際的な資金により良くアクセスできるよう支援を求める考えを示しました。