(VOVWORLD) - イスラエルのネタニヤフ首相は7日にアメリカを訪れ、トランプ大統領と会談する予定で、停戦交渉の打開に向けた協議が行われる見通しです。
パレスチナ人、2025年7月1日、ガザ地区中部ザワイダでイスラエルによる空爆を受けた住宅の現場を確認する(写真:REUTERS/Ramadan Abed) |
パレスチナ・ガザ地区をめぐる停戦交渉が6日、中東カタールで始まりましたが、初日の協議では結論に至りませんでした。イスラエルのネタニヤフ首相とアメリカのトランプ大統領による会談を前に、交渉が進展するかが注目されています。
仲介役を担うカタールの首都ドーハでは、6日、イスラエルとイスラム組織ハマスによる間接協議が行われました。アメリカのニュースサイト「アクシオス」によりますと、協議は人道支援物資のガザ地区への供給方法に焦点があてられましたが、初日の交渉では具体的な合意には至らなかったということです。
イスラエルのネタニヤフ首相は7日にアメリカを訪れ、トランプ大統領と会談する予定で、停戦交渉の打開に向けた協議が行われる見通しです。
こうした中、イスラエル軍は同日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点を空爆したと発表しました。空爆の対象には、フーシ派が使用しているとされるホデイダ港、ラスイサ港、サリフ港の3つの港湾施設や発電所が含まれているということです。
フーシ派は、イスラエルに対する複数の攻撃を行っており、イスラエル軍は今回の空爆について「これに対する報復措置」としています。(Abema TIMES)