対ロシアとの停戦に向け首脳会談を要求 ゼレンスキー大統領が圧力、米国は仲介の構え

(VOVWORLD) - ロシア側は交渉の出席者を明らかにしておらず、首脳レベルでの対話が実現するかどうかは依然として不透明です。
対ロシアとの停戦に向け首脳会談を要求 ゼレンスキー大統領が圧力、米国は仲介の構え - ảnh 1ウクライナのゼレンスキー大統領(写真:TTXVN)

ウクライナのゼレンスキー大統領は13日、首都キーウで記者会見を行い、「戦闘を止める唯一の方法は、プーチン大統領との直接交渉だ」と述べ、15日にトルコで再開される可能性のあるロシアとの協議の場で、首脳会談の実現を強く求めました。ロシア側は交渉の出席者を明らかにしておらず、首脳レベルでの対話が実現するかどうかは依然として不透明です。

アメリカのトランプ大統領は同日、ロシアとウクライナの交渉再開に関連して、ルビオ国務長官が出席する予定であるとサウジアラビアでの演説で明らかにしました。また、アメリカの政府関係者によりますと、ウィットコフ中東担当特使とケロッグ・ウクライナ担当特使も交渉に加わる予定です。トランプ大統領自身も12日、「必要と判断すれば自ら現地に向かう」と述べ、関与の可能性を示唆していました。

ゼレンスキー大統領は「首脳会談以外の形式は検討していない。プーチン氏は私との直接対話を恐れている」と述べ、対話を拒否すれば「停戦の意思がない証拠」だとして、欧米各国に対しロシアへの制裁強化を促す考えを示しました。

一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は、ゼレンスキー大統領が首脳会談を希望していることに対し、具体的なコメントを避けています。(共同通信)

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