米 ソマリアのイスラム過激派空爆 米軍駐留基地攻撃への報復か
(VOVWORLD) -アメリカ軍は、アフリカ東部のソマリアでイスラム過激派組織に対する空爆を実施し、2人を殺害したことを明らかにしました。隣国のケニアで今月、アメリカ軍が駐留する基地が攻撃を受け、死傷者が出たことへの報復とみられます。
写真:THX/TTXVN |
アメリカ軍は16日、声明を出し、ソマリア南部でイスラム過激派組織、アッシャバーブに対する空爆を実施し、2人を殺害したことを明らかにしました。
隣国のケニアでは今月5日、アメリカ軍が駐留する基地がアッシャバーブに攻撃され、アメリカ人の兵士1人と民間人2人の合わせて3人が死亡したほか、国防総省の職員2人もけがをしており、今回の空爆はその報復とみられます。
ケニアでの攻撃を受け、アメリカ軍は基地の防衛を強化するため、現地に新たに部隊を派遣しており、イランとの対立が続く中東に加え、アフリカでも対応を迫られています。