席上、発言に立ったチョン党書記長は「党と国家は農業を国家のメリット、経済の柱とみなしている。農民、農村は工業化近代化と祖国の建設防衛事業において戦略的な地位を占め、社会経済開発を左右する主要な要素となっている」と強調しました。また、チョン党書記長は地域と世界情勢が予想できないほど、複雑に推移している中で、ベトナム農民協会は組織を健全化し、農業・農民・農村の開発に取り組むとともに、農民の正当な権利と利益を代表する組織として活躍する必要があるとし、次のように語りました。

（テープ）

「国際協力の拡大と国際統合を促進し、外国の友人やパートナーに党と国家の開発政策や外交政策、ドイモイ＝刷新事業の成果の宣伝啓もう、ベトナムの文化価値の紹介を促進しなければなりません。また、ベトナム農民協会は地域と世界の農民組織のメンバーとしての役割を発揮し、農民に対し、農産物の輸出を支援するとともに、農業・農民・農村開発への外部からのリソースを誘致し、ベトナムと各国の農民間の協力や農産物の紹介を進め、草の根外交活動の強化に貢献する必要があります」

なお、27日まで開催される同大会では政治報告や今後5年間の任務、目標、方向性について討議が行われるとともに、2023年から2028年期のベトナム農民協会中央委員会が選出されるとしています。