EU、ロシアのルーブル連動ステーブルコイン「A7A5」に制裁検討=報道

(VOVWORLD) -欧州連合(EU)が、ロシアのルーブル連動型ステーブルコイン「A7A5」に対する制裁を検討しています。
EU、ロシアのルーブル連動ステーブルコイン「A7A5」に制裁検討=報道 - ảnh 1(写真:IRNA/TTXVN)

A7A5は世界最大の非米ドル建てステーブルコインであり、実現すればロシア関連の仮想通貨活動に大きな影響を与える可能性があります。

ブルームバーグの報道によりますと、EUが検討中の制裁案では、EU域内の企業および個人がA7A5トークンと直接的または第三者を通じた取引を行うことを禁止する内容が含まれています。
また、ロシア、ベラルーシ、中央アジアの複数の銀行も制裁対象候補とされており、これらの銀行が制裁対象企業による仮想通貨関連取引を支援した疑いがあるといいます。
今回の動きは、9月19日に発表されたロシア居住者向け仮想通貨取引制限に続くものです。この制裁では、EU域内の仮想通貨プラットフォームがロシア居住者とのすべての取引を停止し、ロシアと関係のある外国銀行との取引を制限しました。EUはロシアが西側制裁を回避する手段として仮想通貨を含む多様なルートを活用しているとみています。
リスク分析企業インテグリティ・リスク・インターナショナルによりますと、ロシアは制裁対象物資を密輸するシャドーフリート(影の艦隊)を運用し、原油の産地を隠蔽したり、第三国経由で取引したりするなど、複雑な取引網を構築しているといいます。(jp.cointelegraph.com)

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