この催しは、栄光ある歴史の歩みを振り返り、ベトナムの声放送局に携わってきたジャーナリストたちの貢献に感謝を示すとともに、党の指導のもと、国家の報道機関として今後も着実に発展していくという決意を新たにする機会となりました。

ドー・ティエン・シー総裁

式典で発言した党中央委員でベトナムの声放送局総裁のドー・ティエン・シー氏は、かつてホー・チ・ミン主席がVOV を6度訪れ、「どのような状況にあっても、党と政府の声を守り抜くように」と職員らに訓示したことを紹介し、報道関係者や技術者たちに対し、その精神を受け継ぎ、さらなる努力を続けるよう呼びかけました。

また、「ベトナムの声放送局は、ホー・チ・ミン主席の教えを常に胸に刻みながら、思想・文化の戦線における先鋒としての責任を果たし続けてきた。国家建設防衛に大きく貢献し、党と政府の有力な言論機関としての地位を確保している」と強調しました。

（テープ）

「民族の飛躍の時代を迎え、ベトナムの声放送局は、マルチメディア・マルチプラットフォームによる報道能力の向上に向けて大きく変革を進めています。その中でも、デジタルトランスフォーメーションは極めて重要なカギを握っています。当局は、質が高く、専門性と人間性に富んだ報道内容の開発を戦略の柱とし、デジタルトランスフォーメーションを促進して、新しい時代の聴取者のニーズに応える報道作品の創出を目指します。あわせて、時代の変化に迅速に対応できる多技能・高度な技術を備えた記者陣の育成にも力を入れています」

この日、放送局のベテラン記者たちは、それぞれの経験を語り合い、栄光ある歴史と記者の崇高な使命を後輩に伝えました。また、若手記者たちも登壇し、新時代の報道活動に関する考えや提案を共有しました。

この機に、ベトナムの声放送局のジャーナリスト協会は、「ベトナム革命報道のため」記念章を、報道活動を通じて革命報道の発展に顕著な貢献を果たした記者およびジャーナリスト協会の会員36人に授与しました。