ダン・ディン・クイ国連大使

会議で発言に立ったベトナムのダン・ディン・クイ国連大使は、ヨルダン川西岸などでの暴力がエスカレートしていることに懸念を表明し、イスラエル人もパレスチナ人も同様の保護措置を受けるべきであると強調し、関係各側に対し、暴力停止に取り組むよう呼びかけました。

国連安全保障理事会決議2334号の実施に関して、クイ大使は、国際法と国連安全保障理事会の決議を遵守するよう求めていると共に、国際社会に対し、パレスチナ人への支援活動の継続を呼びかけました。また、ベトナムは常に、パレスチナ人民の正義の闘い及び、「2国家共存」の原則によるパレスチナ国家の樹立を支持していると強調しました。

今回の会議は、安保理非常任理事国としてのベトナムの最後の会議なので、多くの国はベトナムの活躍にお祝いの言葉を述べました。