マン国会議長（右）とＵＯＢのWee Ee Cheong副会長（左）

セムブコープとの会見では、同社のベトナムでの積極的な投資実績が評価されました。13の省・市で展開中のベトナム・シンガポール工業団地プロジェクト18件は、30万人以上に雇用を提供しています。マン国会議長は、スマートで持続可能なインフラやクリーンエネルギー分野での更なる協力拡大に期待を示しました。

一方、Lee Ark Boon氏は、ベトナム・シンガポール工業団地を両国の経済協力の象徴と位置づけ、ベトナム政府の投資環境整備を高く評価しました。特にグリーンプロジェクトやハイテク分野への継続的な投資を約束しました。

UOBとの会見では、マン国会議長は、ベトナムがグリーンファイナンス、ハイテク、再生可能エネルギーなどの分野で、シンガポールの強みを活かした発展を目指していることを確認しました。また、外国企業の投資拡大を支援する姿勢を明確にしました。

Wee Ee Cheong副会長は、ベトナムを最も重要な投資先の一つと位置づけ、ホーチミン市への支店開設を通じて存在感を高める方針を示しました。シンガポールで唯一ベトナムに進出している銀行として、現地で事業を展開する外国企業への金融サービス提供に注力する考えです。