韓国 ユン大統領取り調べ拒否 拘置所から捜査機関に連行も検討

(VOVWORLD) -内乱を首謀した疑いなどで19日に逮捕された韓国のユン・ソンニョル大統領は合同捜査本部による20日午前の取り調べも拒否しました。合同捜査本部の関係者は、今後、大統領を拘置所から捜査機関に連行して取り調べを行うことを検討していると明らかにしました。
韓国 ユン大統領取り調べ拒否 拘置所から捜査機関に連行も検討 - ảnh 1(写真:THX/TTXVN)

「非常戒厳」を宣言した韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領をめぐり、内乱を首謀した疑いなどで19日に大統領を逮捕した合同捜査本部は、最長で2月上旬まで大統領を拘束して捜査を進める方針です。


合同捜査本部は、拘置所にいるユン大統領に20日午前10時から取り調べを行うと通知したものの、大統領は拒否しました。

ユン大統領は、合同捜査本部に拘束された先週15日に取り調べに応じたものの供述を拒否し、その後は取り調べそのものに応じていません。

合同捜査本部に入る「高位公職者犯罪捜査庁」の関係者は20日、記者団に対し、今後について、「拘置所に出向いて捜査することも排除しないが、現時点で最も有力なのは強制的な連行だ」として、ユン大統領を拘置所から「高位公職者犯罪捜査庁」の庁舎に連行して取り調べを行うことを検討していると明らかにしました。

一方、韓国の法務省によりますと、拘置所でユン大統領は逮捕後、ほかの容疑者も収容されている建物にある3.7坪ほどの独房に移り、逮捕された人の顔写真、マグショットの撮影にも応じたということです。(NHK)

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