米イスラエル首脳、ガザ停戦巡り再会談 ハマスとの相違縮まると特使
(VOVWORLD) - 会談はホワイトハウスで1時間余り行われました。ネタニヤフ首相はこの日、バンス副大統領とも会談し、9日には連邦議会で上院指導部との面会が予定されています。
アメリカのドナルド・トランプ大統領(左)とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、ワシントンD.C.のホワイトハウスでの会談にて(写真:IRNA/TTXVN) |
アメリカのトランプ大統領は8日、訪米中のイスラエルのネタニヤフ首相と、前日に続いて会談を行い、パレスチナ自治区ガザの問題について協議しました。トランプ政権のウィットコフ中東担当特使によりますと、イスラエルとイスラム組織ハマスはガザの停戦案をめぐる意見の相違を解消しつつあるということです。
会談はホワイトハウスで1時間余り行われました。ネタニヤフ首相はこの日、バンス副大統領とも会談し、9日には連邦議会で上院指導部との面会が予定されています。
共和党のジョンソン下院議長との会談後、ネタニヤフ首相は、ガザ情勢をめぐる交渉団が停戦に向けて「確実に取り組んでいる」と述べた上で、「ガザでの任務を完了させ、人質全員を解放し、ハマスの軍事力と統治能力を排除し、破壊する必要がある」と語りました。
一方、ウィットコフ特使は、イスラエルとハマスの合意を妨げている問題が4つから1つに減ったと明かし、「今週末までに60日間の停戦合意が得られることを期待している」と述べました。
また、アメリカのメディア「アクシオス」の報道によりますと、イスラエルとハマスの間接協議を仲介しているカタールの代表団が、ホワイトハウス高官と数時間にわたり会談したということです。ホワイトハウスはこの報道について、現時点でコメントしていません。(ロイター)