米・ウクライナ鉱物協定に署名 「復興投資基金」設立で合意
(VOVWORLD) - アメリカ政府は4月30日、ウクライナとの間で鉱物資源の共同開発に関する協定に署名し、開発収益を活用して「復興投資基金」を設立することで合意しました。
2024年4月30日、ワシントンでアメリカのベッセント財務長官(左)とウクライナのスビリデンコ第一副首相が鉱物資源に関する協定に署名(写真:アメリカ財務省) |
この基金は、ウクライナ国内に埋蔵されている鉱物資源の共同開発を通じて得られる収益を原資とし、戦後復興やインフラ整備への投資に充てられる見通しです。
アメリカのベッセント財務長官は、今回の合意について「合意はトランプ政権がウクライナの和平プロセスに関わっていくというロシアへの明確なシグナルだ」と述べ、合意の意義を強調しました。
協定に署名したウクライナのスビリデンコ第一副首相は、「基金はアメリカと対等な関係で設立され、資源は引き続きウクライナに属する」としたうえで、基金を通じた西側諸国からの投資や技術移転が、ロシアとの紛争に資すると期待を示しました。
一方で、ゼレンスキー大統領が求めていたアメリカからの安全保障に関する明確な言及は、今回の合意文書には含まれていません。(テレビ朝日)