米 ウクライナ首脳 電話会談 エネルギー施設へ攻撃停止で合意
(VOVWORLD) -アメリカ、ホワイトハウスは、ウクライナ情勢をめぐって、トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が電話で会談し、エネルギー施設に対する攻撃を停止することで合意したと発表しました。
(写真:THX/TTXVN) |
ホワイトハウスによりますと、トランプ大統領は19日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、18日に行ったロシアのプーチン大統領との電話会談の内容について説明しました。
会談で両首脳は、エネルギー施設に対する攻撃を停止することで合意したということです。
さらに、数日中に専門のチームがサウジアラビアで会合を開き、完全な停戦につなげるため攻撃停止の範囲を黒海に拡大することを協議するとしています。
ロシアは、前日に行われた米ロ首脳による電話会談で、エネルギー施設への30日間の攻撃停止に合意したと発表していて、ゼレンスキー大統領はアメリカ側からの詳細な情報を待って、慎重に判断する考えを示していました。
また、会談では、ロシア西部クルスク州で越境攻撃を続けるウクライナ軍に対してロシア軍が攻勢を強める中、両国の国防担当者の間で緊密に情報を共有することを確認したとしています。
さらに、ゼレンスキー大統領は追加の防空システムの供与を要請し、トランプ大統領はヨーロッパなどで使用可能なものがないか探すため協力することに同意したということです。(NHK)